한글 · STEP 1 後編
パッチムを「使う」——連音と練習
前編でパッチムの7音を学びました。後編は「パッチムが次の音とつながるとき」——連音のしくみと、日常でよく出る単語の練習です。
03
連音(リエゾン)のしくみ
パッチムの後ろに母音が来ると、音がつながる
パッチムを覚えたら、次に必ず出てくる現象が連音(れんおん)です。パッチムの直後に母音(아/이/우/에/오など)が続くと、パッチムの音が次の音節の頭に移って読まれます。
連音のルール——図で見ると一目瞭然
집
「家」パッチム ㅂ
+
에
「に」母音
→
지베
ㅂが移動して「베」に
書いてある文字は「집+에」ですが、読み方は「지베」。ㅂというパッチムが、後ろの「에」の頭に移動したのです。
フランス語の「リエゾン(liaison)」と同じ現象で、ルールは1つだけ——「パッチムの後に母音が来たら、そのパッチムを次の音節の頭として読む」。
フランス語の「リエゾン(liaison)」と同じ現象で、ルールは1つだけ——「パッチムの後に母音が来たら、そのパッチムを次の音節の頭として読む」。
実例で確認しましょう。赤字になっている部分が「移動したパッチム」です。
집 + 에
→
지베
「家に」
ㅂ → 次の頭へ
밥 + 이
→
바비
「ご飯が」
ㅂ → 次の頭へ
먹 + 어요
→
머거요
「食べます」
ㄱ → 次の頭へ
한국 + 어
→
한구거
「韓国語」
ㄱ → 次の頭へ
좋 + 아요
→
조아요
「いいです」
ㅎ消えて連音
맛있어요
→
마시써요
「美味しいです」
ㅅ+ㅅ連続
일 + 이
→
이리
「仕事が」
ㄹ → 次の頭へ
感覚のつかみ方
連音は「読み方が変わる」というより、言いやすいように音がつながると考えましょう。
「지베」を「집에」と切って読もうとすると、かえって言いにくい。自然に発音すると、ㅂが次に移動します。
書いてある文字と読み方が違って見えますが、会話速度で読めば自然にそうなります。焦らず、声に出すことを続けましょう。
「지베」を「집에」と切って読もうとすると、かえって言いにくい。自然に発音すると、ㅂが次に移動します。
書いてある文字と読み方が違って見えますが、会話速度で読めば自然にそうなります。焦らず、声に出すことを続けましょう。
よくある誤解
「連音があるなら、パッチムを覚えても意味がない?」——逆です。
パッチムの音(何が移動するか)を知っているから、連音形が読めます。「집에」が「지베」と読めるのは、ㅂパッチムを知っているからです。
パッチムの音(何が移動するか)を知っているから、連音形が読めます。「집에」が「지베」と読めるのは、ㅂパッチムを知っているからです。
04
まず覚えたい15単語
日常会話でよく出るパッチム入り単語——連音形も一緒に
理屈より実際の単語で体に覚えさせるのが最短ルートです。「単体の読み」と「後に母音が続いたとき」の2通りを確認しながら読みましょう。
| 単語 | 単体の読み | 連音の例 | 意味 | パッチム |
|---|---|---|---|---|
| 방 ㅇ | パンng | 방이 → 방이(そのまま) | 部屋 | 鼻音 ng |
| 눈 ㄴ | ヌン | 눈이 → 누니 | 目・雪 | 鼻音 n |
| 이름 ㅁ | イルム | 이름이 → 이르미 | 名前 | 鼻音 m |
| 마음 ㅁ | マウム | 마음이 → 마으미 | 心 | 鼻音 m |
| 말 ㄹ | マル | 말이 → 마리 | 言葉 | 流音 l |
| 일 ㄹ | イル | 일이 → 이리 | 仕事 | 流音 l |
| 책 ㄱ | チェッk | 책이 → 채기 | 本 | 閉鎖音 k |
| 학교 ㄱ | ハッkキョ | (連音形なし) | 学校 | 閉鎖音 k |
| 먹어요 ㄱ連音 | — | 머거요 | 食べます | 閉鎖音 k 連音 |
| 맛 ㄷ | マッt | 맛이 → 마시 | 味 | 閉鎖音 t |
| 맛있어요 連音 | — | 마시써요 | 美味しいです | t連音+激音化 |
| 밥 ㅂ | バッp | 밥이 → 바비 | ご飯 | 閉鎖音 p |
| 집 ㅂ | チッp | 집에 → 지베 | 家 | 閉鎖音 p |
| 입 ㅂ | イッp | 입이 → 이비 | 口 | 閉鎖音 p |
| 좋아요 連音 | — | 조아요 | いいです | ㅎ+連音 |
練習のポイント
① まず単体(밥・집)を声に出す。唇を閉じて止める感覚を確かめる。
② 次に連音形(바비・지베)をゆっくり続けて読む。
③ 繰り返すうち、切り替えが自動化されます。目で覚えるより声に出す回数が全て。
② 次に連音形(바비・지베)をゆっくり続けて読む。
③ 繰り返すうち、切り替えが自動化されます。目で覚えるより声に出す回数が全て。
まとめ
STEP 1 で学んだこと
鼻音(3つ)
ㅇ・ㄴ・ㅁ → 「ん」系。鼻に声を抜かせながら、口を閉じたり舌を当てたりして止める。
流音(1つ)
ㄹ → 「ル」系。舌先を上顎に当てたまま音を終わらせる。
閉鎖音(3つ)
ㄱ・ㄷ・ㅂ → 「っ」系。喉・舌・唇で音を止める。次の音は出さない。
連音
パッチムの後に母音が続くと、パッチムが次の音節の頭に移って読まれる。
次のステップへ
STEP 2では、いよいよ文字(ハングル)が登場します。母音字と子音字の組み合わせ方——パッチムの位置がどこに来るかを、文字で確認しながら学びます。
音のイメージができた今が、文字を覚える最高のタイミングです。
音のイメージができた今が、文字を覚える最高のタイミングです。